Windows 10が壊れた--Java Web StartがRAMを食い尽くす

2016年11月6日


Windows 10を入れたノートPCで、マウスカーソルが凍りつき、操作不能となってしまった。調べたところ、「Java Web Start」が大量に起動し、RAMを食い尽くしていたようだ。Javaそのものをアンインストールして、とりあえず復旧した。

しばらく使ってると操作不能になる

私は、6年前に購入したノートPCを使い続けている。当初はWindows 7だったが、Windows 10にアップデートして使っている。

ところが、10月末ごろ、突然マウスカーソルが凍りつき、全く操作できなくなってしまった。

キーボードのNUMLOCKを押しても、LEDの点灯・消灯が切り替わらず、完全に操作不能になっている。

やむを得ず、電源ボタンを長押しすれば、再起動後はしばらく使えるが、何分かたつとやはり、マウスカーソルが凍りつき、操作できなくなった。

Javaが悪さをしていた

故障したときは、いつもHDDのアクセスランプが点灯し続けていた。従って、何か悪いソフトがRAMを食い尽くしているのではないか・・・と考えた。

ふと画面に、Java WebStartがエラーを起こした旨の表示が出ているのを見つけた。悪さをしているのは、これだろうか?

ネットで調べたところ、 システムの復元をしたらJavaが暴走したので修復しました【PCの暴走を止める例】 のページの例に当たっていたようだ。

最近、パソコンの動作が遅くなったり、Windows Updateに失敗しがちになっていたので、「システムの復元」で数カ月前に戻していたので、それが影響したのだろうか。

Javaをアンインストールして解決

「コントロールパネル」から、Java(JDKとJREの両方)をアンインストールしたところ、パソコンが操作不能になる現象は起こらなくなった。

再びJavaを使いたいのであれば、もう一度最新版のJavaをインストールすれば、このような理不尽なエラーは起こらなくなるらしい。

ちなみに

今回の問題は、パソコンが全く操作を受け付けなくなり、使い物にならなくなってしまったので、けっこう深刻だった。

それほど騒がれていないことからして、発生する確率はそれほど高くないのだろうか?

パソコンができて何十年にもなるが、ガラケーやスマホと比べ、トラブルが起こりやすい性質は、いっこうに改善していないようだ。まあ、好きにソフトを入れ放題なコンピュータである以上、リスクは大きいのだろうけど。


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