2013年8月12日
やけくそに暑いので、涼しさを求めて、小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅からほど近い、鵠沼海岸付近を歩いてみました。しかし、日差しが強く、猛烈に暑かったです。
夏になると、海が賑わいます。
海に体を入れる「海水浴」をするためです。海水浴場は、人大杉な雰囲気です。
暑い日に、海の近くへ行けば、涼しさを味わえるのでしょうか。
海の中に体を入れれば涼しいのかもしれませんが、川と違い、波は打ち寄せては返すので、普段着のまま、ぼんやりと足を突っ込むような入り方は難しいです。
海水浴をせずに、涼しさを味わえるような方法はないのでしょうか。
海のすぐ近くは、内陸よりも涼しいという話があります。
海水が空気を冷やすので、日差しによる熱気をやわらげるというのです。
実際に、アメダスなどを見ると、海から風がふいているときは、内陸部よりも沿岸部のほうが気温が低くなっていることがあります。
それでは、浜辺を散歩すれば、涼しいのでしょうか?
江ノ島から西のエリアは、砂浜の隣にサイクリングロードが続いています。
ここを歩けば涼しいのでしょうか?
実際に歩いてみましたが、日差しが強すぎて、全く涼しくありません。
暑いです。苦しい。
日が昇る前の早朝とかに来ればいいのかもしれませんが、昼間に歩くのは、涼むことが目的であれば、だめみたいです。
ちなみに、このサイクリングロードは、早朝には走っている方がたくさんいるようです。体力作りは、早い時間帯にやるほうが気持ちがいいのかな。
波打ち際まで行くと、波の音を聞きながら、水しぶきが砕ける様子を間近に見られます。
ここまで来れば、涼しいのでしょうか?
実際に歩いてみると、サイクリングロードを歩いたときよりも、涼しいです。
波に洗われる砂浜は、たえず打ち水をまくような状態になっているので、水分が蒸発したり、海水と空気がかき混ぜられたりして、空気が冷やされるようです。
とはいえ、依然として直射日光は避けられないので、空気の温度が低くなっても、トータルでは、暑いと言わざるを得ません。
砂浜にしゃがみこんで、一休み、なんて、暑くてとてもできません。
湘南の海岸には、防砂林が植えられていて、細長い松林のようになっています。
林の一部は、遊歩道として誰でも中に入れるようになっています。
中は、一部が日陰になっています。涼しいのでしょうか?
中に入ってみると、実際には暑いです。
波打ち際から離れてしまったので、隣を走る国道134号線からの熱気が流れてきているのかもしれません。
夏の砂浜は暑いです。波打ち際を歩くと、少し涼しい風が吹くこともありますが、直射日光が避けられず、トータルでは暑いです。
林に入ると、日差しは避けられますが、波打ち際から離れるので気温が高くなり、やはり暑いです。
砂浜での散歩は、避暑にはなりませんでしたが、いい運動にはなりました。
涼しくなりたいなら、海水浴をしたほうがよいでしょう。
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製作・著作:杉原 俊雄(すぎはら としお)
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