電子工作お役立ち情報

更新した日: 2007年2月20日


「PICマイコンを楽しむ電子工作」で紹介している作品を作っていく上で、役に立ちそうな情報を集めてみました。

ユニバーサル基板のレイアウト図

何かを作るときは、回路図を書いた次にやることは、部品の配置です。

ユニバーサル基板を使う場合は、いきなり部品を乗せるのではなく、何をどこに乗せるのかをよく考えてから始める必要があります。

そんなときは、方眼紙を使うと便利です。基板の穴の部分が、方眼紙の交点になるようにして、部品の足を入れる穴を、書き込んでいけば、どこにどの部品を入れるかや、配線をどう引くかなどを、きちんと決めておけます。

下記のレイアウト用のファイルでは、市販されている基板のデザインに合わせて線が引いてあるので、部品の配置が行いやすいと思います。

印刷して、手書きで書き込むと便利です。OpenOffice.orgをお持ちでしたら、作図機能を使って、レイアウトをパソコンで行うのも、楽しいかもしれません。

ガラスエポキシ片面C基板(2007年2月2日)

東京の秋葉原にある「秋月電子通商」というお店で売っている、一枚60円のガラスエポキシのユニバーサル基板のレイアウト用の図です。

正式には、「片面ガラスエポキシ・ユニバーサル基板 Cタイプ(72x48mm)」という名前の商品です。

C基板

レイアウト図

ガラスエポキシ片面B基板(2007年2月5日)

東京の秋葉原にある「秋月電子通商」というお店で売っている、一枚150円のガラスエポキシのユニバーサル基板のレイアウト用の図です。

正式には、「片面ガラスエポキシ・ユニバーサル基板 Bタイプ(95x72mm)」という名前の商品です。

B基板

レイアウト図

便利なソフトウエア (2007年2月2日)

秋葉原の電子部品店 (2007年2月2日)

気をつけよう!はんだごてでプラスチックを触らないで! (2007年2月2日)

はんだごてでうっかりプラスチックに触れると、有毒なガスが発生します。

換気が悪いと、部屋じゅうにガスが充満して、のどを、ものすごくひどく、いためます。

私は一度、塩素っぽいガスを、ひどく吸い込んでしまい、一週間くらい、のどがひりひり痛み、たんが出まくる、たいへんな状況になってしまいました。

悪いことは言いません。はんだごてでプラスチックを触らないでください!

それと、換気はしっかりやりましょう。屋外でやるか、ドアを全開にして、扇風機を外に向けて回しながらやるか、くらいでしょうか。専用の換気設備があれば、理想的です。

鉛が危ないと思ったら、「鉛フリーはんだ」 (2007年2月2日)

はんだごてで使う「ハンダ」には、昔は鉛が含まれていました。スズと鉛の合金がハンダ、だったわけです。

今は、鉛を使うと、はんだごてで溶かしたときに、吸い込んで危ないということもあってか、現在は、鉛が入っていない「鉛フリーハンダ」(Pbフリーハンダ、ともいう)が市販されています。

お医者さんに、はんだごてのことを話したら、「鉛の入っているのはいかん!中毒になるから、やめなさい!」と強く言われました。

まだ、鉛が入っている古いタイプのハンダを使っているのでしたら、鉛が入っていない「鉛フリーはんだ」に、今すぐ替えたほうがよいでしょう。

思いのほか難しい鉛フリーはんだのはんだづけ(2007年2月20日)

鉛フリーはんだを使って、ユニバーサル基板ではんだづけを試みたのですが、思いのほか難しいです。

たいてい、こんな感じになります。

うーむ、困りました。上手にはんだづけをする方法は、ないものでしょうか?まだまだ修行が足りないのかもしれませんが、ホビー用途の、扱いやすい鉛フリーはんだが発売されたら、すごく欲しいです。


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製作著作: 杉原俊雄(すぎはら としお)
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