パソコンの更新(2)--古いケースに最新機器をぶち込む

2004年12月23日


12月18日。年末の土曜日に秋葉原で買い物をしました。ボーナスを手にした方が大勢押しかけ、たいへんな人の数でしたが、ほしい物を手に入れることができました。

買ってきたもの--箱を開けると

CPU。取り出すのがたいへん

こちらが、Intel社製CPU「Celeron D 320」です。

CPUの外箱

CPUそのものの大きさから考えれば、信じられないくらい大きな箱です。冷却ファンがセットになっているからでしょう。

ちなみに、CPUの箱には、不正に中身を入れ替えられないようにするためか、封印がしてありました。はがすと、ばれるようになっています

封印

冷却ファンは、重要です。73Wもの電力を消費しうるCPUを、67度以下の温度に保つ必要があるため、標準添付のファンを使うのが一番無難だと思われます。

さっそく中を開けてみました。

箱の中身

透明なプラスチックのケースに、左にCPU本体、右に冷却ファンが入っています。

冷却ファンのほうが、CPU本体よりも大きいし重そうです。

ちなみに、このプラスチックケースを開けるのは、思いのほかたいへんでした。とても固いので、デリケートな中身を壊さずに開けようとすると、力の入れ具合をどうしていいものやら、困りました。

やっとのことで、開けた結果がこちらです。

表面裏面

CPU本体には、意味深げな文字が刻まれており(詳しい読み方はインテルのホームページで調べられるようです)、裏面は剣山のようにピンが整然と並んでいます。

冷却ファンのほうは、CPUと接触する面に、最初から伝熱グリスが塗られていました。というか、固いガムみたいにへばりついていました。うっかり外すと、冷却性能が下がりかねないので、要注意です。

冷却ファン

マザーボード。盛りだくさん

ギガバイト社製のマザーボードGA-8IG1000-G(Socket 478, Intel 865G)です。

マザーボード外箱

なんとも派手なデザインです。

ボード本体も、かなりカラフルです。

マザーボード本体

マザーボードには、あれこれ付属品がついています。その中で興味深かったのがこちらです。

付属のケーブル

やや過剰サービス気味ですが、似た構成の商品の中では高かっただけに、サービスも多いのかもしれません。

メモリ--バルク品です

メモリは、「DDR DRAM PC 3200 CL3 256MB」が2枚です。いわゆる「バルク品」です。

メモリボード メモリチップ

Team社って、いったいどこのだれ?

シングルサイド(片面だけ)のボードでした。

電源ユニット--350W

電源ユニットの「Silent King 3 350W」が、こちらです。

電源ユニット外箱 電源ユニット中身

ケーブルがたくさん、ぐじゃぐじゃしているのが見えます。24ピンのコネクタを20ピンに変換するケーブルなども、ついていました。

ちなみに、マザーボードには、20ピン(CPU以外)と4ピン(主にCPU)のコネクタをつなぎました。

お店選びでは反省

買い物で気になるのは、品物の質と値段ですが、大切なことを忘れていました。

買ったあとのサポートです。

今回買ったお店では、CPUやメモリの保証は1週間しかないことが分かりました。うーむ。1年保証するお店を選ぶべきだったと思います。まあ、1週間以上1年未満で故障する例は少ないといえば少ないのですが。

信用できるお店であれば、多少高くても買うという心の余裕が、大切なんだろうなあ。

たいへんだった組み立て--古いケースにぶち込む

5年以上前のケースで、ドライブ類を温存しつつ、マザーボードや電源ユニットを入れ替える作業は、かなりたいへんでした。

マザーボードには、丁寧な説明書がついています。書いてある組み立ての手順に従って、作業を進めることにしました

CPUを載せる--ファンのレバーをガチャン

最初は、マザーボードにCPUやメモリなどをつけます。

CPU本体を載せたところ CPUのファンを載せたところ

CPUファンのレバーがけっこう固いので、力を入れて押す必要がありました。デリケートな品物だけに、壊さないように気を使います。

ちなみに、ファンの電源は必ずつなぎましょう。つながないと、燃えるかも。

メモリを載せる--同じ色のソケットに

続いて、メモリのセットです。同じ色のソケットに2枚差すと、デュアルチャンネル動作になるので、そうしました。

メモリを載せたところ

ケースに入れる--ぶつかりそう!

古いマザーボード(Gigabyte社製GA-5AX)と電源ユニットを取り外し、新しいマザーボードを入れます。ところが、新しいマザーボードがCD-RWドライブにぶつかって入りません。

「おかしいなあ。同じATXのマザーボードなのに」

2枚のマザーボードを比べてみると、なんと新しいほうが大きいことが分かりました。

新旧のマザーボードを比較

マニュアルによると、古いほうは30.5cm x 17cmで、新しいほうは30.5cm x 23.0cmとのことです。とはいえ、どちらとも「ATX」の規格に従ったものなので、なんとかなるに違いありません。

CD-RWドライブをいったん取り外すと、ケースのなかにすっぽり入りました。幸い、ネジの穴もぴったり合いました。はあ、よかった。

ケースにおさまった

電源ユニットの交換--CPUの近く

古いケースでは、電源ユニットを縦長の向きに入れる物もあります。私のケースもそうだったのですが、CPUの冷却ファンと電源ユニットの吸気口がとても近くなってしまいました。ぶつかっているわけではないので、動作には影響しませんけれど。

ちなみに、私のケースには「システムファン」をつける場所がありません。生温かい風は全て、電源のファンから出てきています。グラフィックボードなど、消費電力が大きい機器を追加する場合は、ケースも交換する必要が出てくるかもしれません。

温度が上がると、BIOSから警告が出るようになっているようです。マザーボードの状態を表示するツールもあるようです。

ケーブルの付け直し--ドライブ類

ディスクドライブ、マザーボード、電源の間に必要なケーブルをつなぎなおしました。けっこう量があります。パラレル方式のIDEケーブルを使っているので、ごちゃごちゃしてたいへんでした。マザーボードには、シリアルATAの機能がついているので、次回からは新しい規格のドライブを買うことになりそうです。

ハードディスクは、120GBと8GBのものを1台ずつ付けていたのですが、古い8GBのディスクを外して引退させることにしました。

2台のハードディスク

起動!--つけるハードディスクを間違えてる

ようやくひととおり組み上がったので、起動です。

一発で起動しました。ところが、ハードディスクの容量が8GBと出ています。

「つなぐハードディスクを間違えた!!」

バカな間違いをしました。ディスクを入れ替えて、もう一度起動させると、120GBのハードディスクをきちんと認識しました。

これで、ハードとしての組み立ては終わりです。続いて、ソフトウエアのインストールになります。クリーンインストールではなく、データを残したままのアップグレードとなるので、ちょっと難しそうです。

まとめ



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製作・著作:杉原俊雄(すぎはら としお)
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