ゲームボーイアドバンス--画質も音質も上がってる

2002年11月5日


ビックカメラ大繁盛

ゲームボーイって知っていますか?ファミコンのコントローラの上に、小さな画面がにょきっと生えたような機械で、ROMカートリッジをセットすれば、いろいろなゲームが遊べるというおもちゃです。

なんだか、むかしのゲームウォッチに似ているなあ、などと感じてしまうのは、私が古い世代の人間だったからでしょうか。

先日、ビックカメラへゲームボーイの最新機種「ゲームボーイアドバンス」を買いに行ってきました。

でかけた先のビックカメラは大混雑してました。入り口のエスカレータには、ぎっしりすきまなく人が乗っていました。こんなに人が入って、お店がはじけてしまうのではないか、と心配になるくらい。

ゲームボーイアドバンスは、本体の色違いがたくさんあるようで、選ぶのに悩みましたが、ミルキーピンク色に決めました。暖かい感じがするから。梱包箱が、形といい大きさといい、まるでスーパーファミコンとかのカセットの箱みたいだったので、驚きました。本当に、小さなものなんですよね、ゲームボーイアドバンスって。

7480円(税別)で、ポイント10%つき。まあまあ、なのかな。ちなみに、同じ日にYドバシカメラで値札を見たら、7980円(税別)でした。

さっそく遊んでみた

箱を開けてみると

箱を開けてまず思ったのは、「やっぱ、これゲームウォッチそっくり」ってこと。ゲームウォッチ自体、任天堂の商品だったので、参考にしたのかもしれないなあ。似ているのは形だけで、大きさはゲームボーイアドバンスのほうが大きいようです。

ゲームボーイアドバンスは、中国製でした。ちなみに、手元にあるゲームボーイカラーは日本製でした。

画面の大きさは、2.9インチワイドというだけあって、ゲームボーイカラーよりは大きいです。並べて比べてみると、画面の縦方向の大きさはほとんど同じですが、横方向では、アドバンスのほうがカラーより2センチ弱長いようでした。


左がアドバンス、右がカラー。両者とも、言うまでもなく任天堂の製品である。

形が縦長から横長に変わったので、持った感触が劇的に変わりました。

箱に入っていたマクセルのアルカリ電池を入れ、「ポケットモンスター金」を入れてさっそく遊んでみました。

スタートとセレクトの場所が?

スタートボタンとセレクトボタンが、左側に小さく並んでいます。タイミングを決めて、とっさに押すには、場所的にも大きさ的にも無理がありそうです。というか、アクションでスタートやセレクトのタイミングが問題になるゲームは少ないでしょうね。


上側がスタート、下側がセレクトなので、押し間違えないようにしよう。

ポケモンでは、スタートもセレクトも、けっこう使うボタンなので、ちょっととまどいました。慣れの問題かな。

画面がきれいです

「ポケットモンスター金」は、本当は古いゲームボーイで遊ぶためのソフトなので、ゲームボーイアドバンスで遊ぶと、画面の左右が切れて、なんだかゲームボーイカラーよりもきゅうくつな感じがします。

でも、Lボタンを押すと、すぐにワイド画面に切り替わりました。文字や絵が横に伸びますが、形が大きく見えることには違いないので、とても見やすくなりました。

ゲームをやっている間なら、いつでもワイド画面とノーマル画面を切り替えられます。ゲームボーイカラーでは考えられない機能なので、新鮮なかんじです。

画面は、とてもくっきりと映っています。特に、黒とかは、本当にはっきりと真っ黒に映ります。反射型の液晶なので、見える色がまわりの照明の色の影響を受けますが、ゲームボーイカラーよりも、色があざやかになったような気もしました。

じゃあ、長時間ゲームを続けてもだいじょうぶかというと、だめです。同じ姿勢でずーっとゲームをしていると、肩や腕が痛くなりますよ。目も疲れますから、ゲームは1日1時間くらいにしましょうね。

ちなみに、ポケモン金では、ダンジョンに入ると画面が暗くなり、とても見にくくなります(「フラッシュ」のわざを使ってもです)。やはり、このソフトはゲームボーイカラーで遊ぶべきなのかなあ。

音質が改善されました

本体の右下側には、直径23ミリほどのスピーカがついています。ゲームボーイもゲームボーイアドバンスも、同じ大きさのようでした。ここから出る音は、まさにピコピコ音です。


右下にあるスピーカー。ここから出る音はモノラルだ。

従来から、へッドホンをつなぐこともできるようになっているのですが、へッドホンをつないだときの音質が、大幅に改良されました。

ゲームボーイカラーでは、へッドホンをつなぐと、画像回路かデジタル回路から来たと思われる強烈なノイズが、たえずジージーと不快な音を鳴らしていたのですが、ゲームボーイアドバンスでは、ノイズが少なくなり、すっきりとした音にうまれかわりました。

ちなみに、ゲームボーイシリーズでは、へッドホンをつければ音はステレオで聞こえます。ポケモンも、効果音やBGMで左右の耳から違う音が聞こえたので、ステレオに対応していました。

最近のゲーム機は、生の楽器をコピーしたようななまなましい音を出すものが増えましたが、ゲームボーイみたいな素朴なものは、鳴っている音1つ1つがくっきり、はっきりと聞こえるので、俳句や短歌のような、洗練された美しさがあったりするような、気がします。

電池の持ちは悪くなったようです

消費電力は、ゲームボーイカラーもアドバンスも「約600mW」なのですが、電池の寿命は、アドバンス15時間に対し、カラー20時間です。電池の性能も、年々上がっているとは思うのですが、以前よりも持ちが短くなってしまったのは、つらいなあ。

ちなみに、ニッケル水素電池などの充電電池は、任天堂はサポート対象外としています。ショートすると危ないからというのが理由のようです。危なくてもいいから、自己責任でやるという方は、お好きにどうぞ。でも、純正品のバッテリパックって、中身がニッカドとかニッケル水素だったりするんじゃないかなあ。

ちなみに2、電池の寿命は「連続使用」の場合についてのものです。だからといって、連続して15時間も20時間もゲームをするのはやめようね。個人的には、1日1時間ずつゲームをした場合の、電池の持続日数のほうが、ためになる情報だと思うんだけれども。「電池が切れるまで、やり込んでやれ!」なんて、燃える人がいたら、ちょっと怖いです。

まとめ

今回は、ゲームボーイカラーで遊べるカートリッジ「ポケットモンスター金」を使って、ゲームボーイアドバンスをゲームボーイカラーと比べてみた。

やってみましょう

ちなみに

取り扱い説明書のページ数が、カラーが38ページに対し、アドバンスは58ページと、たいそう多くなりました。周辺機器が、アドバンス専用品から従来機種用までたくさんあるので、どれを選ぶべきかを説明する部分が長くなったようです。困った時の点検項目も多くなりました。

全部の漢字にふりがながふってあるのはよいのですが、小さな子どもたちには、やや読みにくい文章のようにも思えます。印刷が1色になってしまい、見やすさもダウンしてしまったようです。

とはいえ、子どもたちの場合は、説明書など読まなくても立派に使いこなしてしまえるようです。直感で使えるようにハードやソフトを設計することは、どのような機械であれ、大切なことだと思います。


「ゲームボーイアドバンス」は、任天堂の登録商標です。



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製作・著作:杉原俊雄(すぎはら としお)
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